2016/01/12
HACCP管理論実習!
新年あけましておめでとうございます。
2015年より、少しずつ健康デザイン学科の授業や行事をお伝えして参りましたが、2016年は、昨年よりも、『わかりやすく』『まめに』健康デザイン学科のことを更新していきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。
本日は、HACCP管理者の資格を取得するための授業を紹介したいと思います。
まずHACCPとは…?なにか皆さまご存知でしょうか。
Hazard Analysis and Critical Control Pointの頭文字を取ったものです。と、言われてもピンとこない方もいらっしゃると思いますので、簡単に説明します。
食品の製造・加工工程のあらゆる段階で発生するおそれのある、様々な危害(微生物や薬物や異物等の危害)をあらかじめ分析(Hazard Analysis)します。
その分析に基づいて、製造工程のどの段階で、どのような対策を立てると、より安全なものをつくることができるかという 重要管理点(Critical Control Point )を決めます。この重要管理点を監視することにより、製品の安全を確保する衛生管理の手法のことを言います。
このHACCPは、様々な企業で、食品の安全性をコントロールする目的で、導入されており、HACCPの知識を持ったHACCP管理者の資格は、食品企業等の就職活動に大きな武器になるかと思います。
この授業では、HACCPについて学び、その知識を活かし、実際に実習を行います。実習は、調理を行い提供する調理班と、調理班がHACCPに基づいて衛生管理ができているかどうかをチェックするウォークスルー班とわかれて行いました。
◆納品された食品の表面温度をチェック!!
◆異物が入らないよう、パッケージごと三層シンクで洗浄!!
◆鶏肉や卵、魚を扱う際は、手袋着用必須!!
◆提供する食器に汚れがないかチェック!!
授業で学んだ知識だけでなく、実習を通して、どうしたら安全なものを提供できるか?どこが重要管理点か?を確認できたのではないかと思います。
今週末は、センター試験ですね。
受験生のみなさん、受験シーズンは何よりも自分の体を大切に、健康第一にしてくださいね。
悔いのない進路選択となるよう、祈っております。健康デザイン学科に出願して下さっている受験生のみなさん、4月にお会いできるのを楽しみにしております。試験、がんばってください。
次回は、輝け健康美プロジェクトのイベントをお伝えしたいと思います!!